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かなり前の話になってしまいましたが、今年の4月の24日から29日までカーボヴェルデ共和国へ行った時のお話をしようと思います。
この旅は、ポルトガル大使館そしてカモンイス院によるコンサート主催により、僕、そしてポルトガル人のリカルド・ヴィエイラが招待を受けての旅でした。
日本では恐らく多くの方がこの国「カーボヴェルデ共和国」について聞いた事がないのではないのでしょうか。
このカーボヴェルデ共和国はアフリカ大陸の横、大西洋に浮かぶ小諸島の国で、15世紀ごろポルトガル人が発見しポルトガル領となったのですが、1975年に独立した新しい国です。
話によると独立してもポルトガルからの発展のための援助は今でも続いているそうで、その上、この国で重大な病気になったりすると自動的にポルトガルへ連れて行って治療してもらえるそうで、色々な面でポルトガルからの援助はかなり大きい様に思います。
パリからリスボン経由でカーボヴェルデ共和国の首都のプライアへまずは着きました。入国はポルトガル大使館の方の手配により優先であっという間にゲートを通過出来ました(笑)。
このプライアではポルトガル大使館の方が、その次に向かったミンデロという街ではカモンイス院の方々が全て移動のお迎えをして下さいました。
別に危険な国ではないのですが、このお気使いには本当に感謝しました。
全く初めての想像もしない国だったので、どうなるかと心配していましたが、ホテルも普通にモダンな清潔なホテルでした。そして海も見える良い部屋で最高。
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この町では到着翌日にコンサートだったのですが、コンサート当日の朝は地元のテレビ局が取材に。
ここの取材記者の方々は一人で様々な分野の取材をするそうで、質問するのきっと難しいだろうなと思いましたが、問題なく終了。
ホールはポルトガル大使館と繋がっているホールで、ホールのピアノもはあの有名な「セザリア・エヴォラ」が使っていたピアノだそうで、貴重なピアノを触れる事が出来ました。
ピアノはこの国に1人いるという調律師さんが調律していて、なんと優しい人!
そしてここでのコンサートは予想もしていなかった満員!
この国でクラシックのコンサート自体これまでに数えるほどしかなかったそうなのですが、今回は他の国の大使館の方々や、この国の文化大使までが聴きに来て下さり、思わぬ格式あるコンサートでした。
263960_1936741173104_1079583370_2145750_3632026_n.jpg 文化大使と。
この町で印象を受けた事がもう一つ。
朝6時位からここに住む多くの人はランニングをしたり、外にある公共の筋トレ器具を使って体を動かしていました!


コンサート翌日は小さな小型飛行機に乗って首都プライアからサン・ヴィセンテ島のミンデロという街へ。
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首都プライアが色々な行政機関の街とすれば、ここミンデロは観光向けの街と言うか、明るい街と言う印象を受けました。
ここでは街の1番良いプール付きの素敵なホテルに泊まらせて頂きました。
しかし現地の人の話では宿泊する少し前まで、ホテル前の広場でちょっとした暴動みたいなのがあったので気を付けた方が良いと聞いていたのですが、それでもホテルすぐ前からいつもお見送りして頂いていたので本当に心持ち、安心して過ごす事が出来ました。
それでもホテルの出口を出て車に乗るまでに、何度かお金をねだられた事がありましたが、別に相手にしなかくても問題なし。
この国の人々はポルトガル人の血が近いせいか暴力的では全くない感じでした。
そしてホテルで働いている人々も、まだ慣れていない仕事でも一生懸命さが伝わってくるほど、皆がとても真面目で腰の低い人々でもあるように思いました。
とりあえず、僕が外に出ると珍しいアジア人にとても珍しそうに僕を見てくるのがとても印象的でした。たとえ僕が車の中にいても(笑)。
ここでのコンサート会場は街の学校の講堂!
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勿論コンサート会場とは思ってはいませんでしたが、学校とも思ってもおらず少し驚き。
学校の敷地に入った時は休み時間だったのか、子供たちが元気に走り回っていました。
ピアノは中国からもらった物らしいのですが、ピアノがあっても学校では使われず勿論調律師もいないから音はかなり不安定でした。
学校で何故ピアノを使わないか。
それは学校にピアノを弾ける人がいないから…そうではなく実はこの国では音楽・芸術の授業はないのです!
それではどうやってこの国から世界へ出て行った歌手等がいるか。というとやはり耳から自分たちで「感じて」成長していくそうです。
この国限らず、特にアフリカの人々を見ていると音楽を「教わって」演奏するのではなく、体で「感じて」自由に、というのも伝わってきます。
あまりに生まれた所が違うと言うのを実感し、面白いなぁと思いました。
会場で照明の確認、ピアノの試し弾き。舞台裏のトイレの電気がつかないと学校のおじいさんに頼むと、彼がガスで火をつける大きなランプを貸して下さいました!(笑)。これには言葉にならないほど可愛らしく思えて、笑いが止まりませんでした!
261705_1936744093177_1079583370_2145763_3255796_n.jpg左側のがおじいさんが貸してくれたランプ!
ここでのコンサートはいったい人が集まるのかと不安。
しかしここでも意外と多くの方々がお集まり下さいました!
コンサートを主催したマダムによると、多くのお客さんが「私はコンサートに着て行ける綺麗な服がない、私が行ってもいいのか」という人が多かったと聞きました。
それでも、クラシック音楽だけでも誰でも歓迎と言う事で、多くの人に聞いて頂く事が出来ました。
コンサート終了後は、地元の皆さんに本当に喜んで頂けて、ここまで弾きに来れて良かったなぁと思いました。
264790_1936743493162_1079583370_2145761_2975579_n.jpg 261205_1936743813170_1079583370_2145762_3936467_n.jpg主催・カモインス院のマダムとコンサート後。
お客様の中には娘が沖縄で仕事しているという方までいて、面白かったです。
コンサート終わってから、僕とリカルドはある事を主催者のマダムに提案。
コンサートは地元の人に喜んで頂けたけど、もし可能ならこの学校の生徒の前で何かピアノで出来ないかと考え、クラシック音楽の歴史をしようという話になりました。
学校側も即賛成で、翌日行う事になりました。
翌日は夕方まで島を観光。そして夕方は学校で音楽講義!
リカルドが音楽のお話をし、僕のソロ、そして時には連弾での演奏で、モーツァルト・ベートーヴェン・ショパン・シューマン・リスト・ブラームス・ドビュッシーやプロコフィエフなんかを一通り演奏しました。
普段生で聴く機会のない事もあり、皆真剣に、静かに、そして身を乗り出して聴いている人もいたようです。
僕たちにとっても良い経験、彼らにとっても何か心に残っていてくれれば良いなと思いました。
翌日はまたプライアに戻り、その夕方サル島へ出発。
そこからリスボン行きの飛行機を乗る予定でした。しかしここでの滞在は残念にも数時間。毎日便がある訳ではないので仕方なかったのですが。
それでも出発までゆっくり休んでというポルトガル大使館の方の好意で物凄い夢のようなホテルへ!
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そこは海の真横というか、海の上に作られた様なホテルで、もうパリへ戻りたくない、という気持ちにさせられました!
そして夜中、リスボン行きの飛行機にのり、パリへ戻りました。
とにかくこの旅ではお世話になった方々が、本当に気のきく、と言っては言い方が悪いですが、とても親切で全て僕達に必要な物を揃えいつも気遣って下さりました。
心から感謝申し上げます。

上であまりコンサート以外の事を書きませんでしたが他の話も少し。まず食事!
ここを訪れるのに1番心配していた食事ですが、どこでも本当に美味しかった!
やはり海に囲まれているから魚介類が美味しい様で、毎日エビや、タコなどシンプルなのに非常に美味しかったです。
そして肉類もありましたが、僕が1番ハマったのが、シーフードライス!他の国にも存在するこの料理。ここでは一人分も物凄く大きく、僕はこれを食べるのが本当に幸せでした!
街の雰囲気はポルトガルに近く、それか、場所によっては壁に使っている色が単色であったり、可愛かったです。
そしてこの国の大自然。海は澄んで青く、海に浮かぶ船…そして山も空も。
何か特別な物がある訳でもないのに、とにかく美しく観光中は感動ばかりしていました。
ヨーロッパやアメリカとかからも飛行機が飛んで、リゾートの国となっています。しかし、日本からはまだ少し遠い様に思いますが、是非機会があれば多くの日本の方々にも訪れて欲しいなと思いました。

プライアの街中と市場で
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ミンデロで
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ミンデロを出て車でサン・ヴィセンテ島を観光中に撮った写真。
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他の写真は下のリンクからご覧下さい。
カーボヴェルデ共和国の写真
それではまた☆
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2011.08.22 Mon l 日記,Diary,Journal l COM(0) TB(0) l top ▲

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