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こんにちは。

パリは最近、比較的毎日天気も良く、過ごしやすいです。
もう最近は少し忙しいけれども、どれも貴重な経験で充実しています。

まずは前回書いた話の、南フランスへ行ってきた話をしたいと思います。

出発当日の朝は4時半前に起床!そこから朝ごはん、身支度を整え5時過ぎに近所の郊外電車RERに乗り、始発のメトロに乗り換え、無事南フランス行き電車に余裕で間に合いました!
パリ・モンパルナス駅発で、この駅でもこの1便目のTGVに乗りました!6時過ぎのパリ出発でした;早すぎる・・・。
行き先はワインで有名なボルドーBordeauxを越した所にある町Agenという町で降りました。
フランスの新幹線であるTGVの快適な旅を・・・と思いましたが、Agenの町まで直行便で約4時間半から5時間くらいかかりました;
Agenまでの景色はフランスらしい田舎風景で、特に日本みたいにビルなんかも見えず、ひたすら続く草原などを見ていました。
駅に着くと迎えのおじさんとご対面。そこからおじさんの車で今回演奏する予定の町まで連れて行って頂きました。
結構よく喋る方で、途中「あっちにはピレネー山脈が見えるんだよ」とか案内してもらいながら、自分がいかにフランスの下まで来ているかを実感しました。
今回はホームステイで、なんだかとてもアーティスト的なお宅に滞在させて頂きました。
そこのご夫婦もとて~も温かい方で、すっかり南フランスの人の穏やかさに浸ってしまいました。
そしてこの町は結構小さな町で、結構年配の方々が多く住まれている感じに見えました。
アジア人は一人も見かけず、アラブ・黒人系の人たちも全くいない、とてもフランスを感じる町でした。

その日は今回の話をしてきたオランダ人の友達と再会し、ヴァイオリニストや他の若い音楽家たちと対面しました。
ここでは、このヴァイオリニストChristopheBoulier氏が年に2度ここでアカデミーをしていて、その一環に僕も突如参加する事になったと言う訳です。アカデミーの最後2日しか参加出来ませんでしたが・・・笑。
その日はリハーサルも無事終え、夜は毎日開かれるアカデミー生のコンサートを聴きに行きました。
次の日(本番当日)も軽くリハーサルをして、午後は友達が馬に乗りに行くと言うので着いて行きました。ここは既に日差しが結構暑い日が続いていた様で、この日もとても日差しが気持ち良かったです。友達が馬に掃除をし、乗ったり、そしてそこは日本で言う大きなお屋敷なので陶器なんかも作るアトリエもあってとても楽しかったです。

その晩のコンサートは町の100人ちょっと入る劇場で行われました。
小さな町にも関わらず、他の町からも車で聴きに来るくらいの人気ぶりで、会場の外まで列を作っていました。
今回はヴァイオリンの彼とステージに立つのは初めてなのでどうなるかと思いましたが、真剣に聴いて下さる聴衆の前で、かなり集中した演奏が出来たと思います。
お客さんも大盛り上がりで、無事弾き終えてホッとしました。
終了後はステージ上で、アカデミー生の修了授与式があり、ちゃっかり僕も呼ばれたので名誉ディプロムを頂いてしまいました。
その後はロビーで主催のおばさん方にあつ~いビズBisou(挨拶や喜びなどを表すときに頬にするキス)も一緒に頂いてきました(笑)。
最後の晩は、馬のいる午後に行ったお宅でお食事会。
もうなんて美しい所。雰囲気は本当に「最後の晩餐」のような所で優雅に食べました。

2009fev_040.jpg 2009fev_043.jpg
ちょっとパリからは遠いけれども、色んな事をして見て、とても有意義な2泊でした。

滞在中の写真はこちらでご覧になれます。興味のある方は是非どうぞ。


その次の週もパリで同じヴァイオリニストとのコンサートで共演させて頂きました。
このコンサートは入場無料で予約制。チケットはあっという間に売り切れていたそうで、コンサート当日も空きチケットを求めてホールの受付で多くのお客様が並んでいました。最終的に補助席を設置し、なんとかコンサートは開始しました。
この日はヴァイオリニストの彼がブラームスのヴァイオリンソナタ3曲を一晩で弾く予定で、僕の出番はソナタ3番なので勿論最後。
休憩を挟んでついに出番。
本番はスポットライトをしっかり浴びてとても熱かったですが、彼の音にも集中できました。今回もとても熱い雰囲気の中演奏は無事終了し、盛り上がった聴衆に答え何度も何度もステージで挨拶をしました。
ソロとは違う緊張の中で、他の何かと音を合わせる楽しさと難しさを体験し、とても良い勉強となり、プロのヴァイオリニストと共演出来た事を光栄に思います。

先週の水曜日の朝はまた緊急の依頼がやってきました。CNRの先生からです。
今回は金曜日(要するに2日後)にアンヴァリッドInvalidesのGrand Salonでピアニスト・作曲家のステファン・ブレットStéphan Bletのマスタークラスがあるから弾かないかい?という事でした。
しかも曲目はショパンの2番のソナタの1楽章!2番は現在3番のソナタと同時に練習していますが、2番はまだ3番に比べて自分の中ではかなり新しい曲。
でもこの開かれるアンヴァリッドはナポレオンのお墓がある、とても有名で非常に非常に名誉な所です。
こんなチャンス、次はいつ回ってくるか分からないのでOKして演奏する事になりました。
当日会場のホールに入るとビックリ!こんなに素晴らしい所で演奏できるなんて・・・と感激して、恐らく自分の顔は変な笑顔だったと思います(笑)。
ピアノの後ろにはルイ14世の、そして背後にはナポレオンの絵があり、なんとも凄い場所。
ピアノはイタリアのFazioriでした。
R0016141.jpg R0016155.jpg
ピアニストとも初対面し、ご挨拶。気さくでとても感じの良い方でした。
リハーサルで色々な曲を試しましたが、自分としてはとても澄んだ音のするピアノだと感じました。
その日はあのホロヴッツV.HOROWITZの死去20年を記念するオマージュでした。
プログラムもそれに関連した曲だったようです。
このマスタークラスは20時からなのに、一向に始まる気配がしません。さすがフランス(笑)。
弾く僕も含め5人のピアニストは早く始まれとうずうずしていましたが、20分近く遅れて始まりました;
一応マスタークラスなので彼がアドヴァイスや模範演奏を交えて会が進めれていました。
そして自分の出番。紹介されて登場したものの、僕は急遽決まったのでプログラムには僕の名前は無く、お客さんも普通の反応でしたが、演奏すると、なんか凄く真剣に聴いて下さってるのを感じ、あっという間の楽章ですが、かなり集中して、気持ちもノッテ演奏する事が出来ました。
聴衆も満足してくれたようで、ピアニストの彼も大喜びの様で、本当に弾きに来て良かったな、と感じました。
結局ペダルと冒頭部分の音の出し方をアドヴァイスを少しもらい、2回目は彼が僕の演奏に合わせペダルを効果的に踏むと言う事をして、多くの拍手に答え無事終了する事が出来ました!
マスタークラス後も多くの方々に声をかけて頂き、素晴らしい一夜となりました。
最後に彼からプレゼントとして彼の曲の楽譜をサイン付で頂きました。
今度はもしかすると彼の曲の録音をするかもしれません。まだ分かりませんが、楽しみです!

翌日は3時間睡眠で日帰りロンドンへ行ってきました。

次は今週末のパリでの演奏に向けて練習です。
もう頭が色んな事を考えて、少々疲れ気味ですが、あと数週間はこの状態が続きそうなので、それまではとりあえず元気で頑張ろうと思います。

それではまた。
今回も長文を読んで頂きありがとうございました☆
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2009.03.24 Tue l 日記,Diary,Journal l COM(0) TB(0) l top ▲

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