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こんにちは。
1年と1か月ぶりの更新です。去年も1回きりのブログ更新。今回も去年のまとめと報告とします。
毎年思う事ですが、2016年もあっという間に過ぎ、しかし色々な事が出来充実し、いつもの様に少しずつ前へ進めたと思える年でした。と同時に、勿論大変な事、言葉では伝えるのが難しいくらい色々な問題を乗り越えた年でもありました。

まず昨年1月はMusicOrbaの相方リカルドの故郷、ポルトガルポルトー市の近くのサンタ・マリア・ダ・フェイラ市での僕たちデュオをCD発売記念コンサートでした。
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このCDはこのサンタ・マリア・ダ・フェイラの市がこのCD作成にかかる資金を全て援助して下さり、作成する事が出来ました。リカルドは今少し有名になってきましたが、それでも僕たちの活動をこうして市が応援し、理解があるのは本当にありがたい事です。
CDはインターネット上でも購入出来ますが、日本で注文出来るところは恐らくまだありません。もしCDご購入お望みの方はメッセージでお伝えください。
CDは今まで僕たちのコンサートで何度も弾いてきた中田喜直さんの作品、ラヴェルのマメールロワ、2人の現代ポルトガルとアルゼンチンの作曲家による作品です。CD最後に収録されている作品はある意味少し異色かもしれませんが、このCDの支援して下さったのがこの街サンタ・マリア・ダ・フェイラなので、この街に捧げる曲を書いて頂き、収録となりました。
2月はパリのアメリカンチャーチでのソロリサイタルでした。
フランスの学校で教える側になってから5年目。仕事しながら、そして仕事が忙しくても自分のピアノを疎かにしたくない、ちゃんとコンサートで演奏出来る力を持って行きたいので、今回は全て新しいプログラムで臨みました。ベートーヴェンの月光ソナタ、シューマンの幻想曲、ラヴェルのラ・ヴァルス。ある意味新鮮しすぎた演奏ではありましたが、初めて人前で弾いたとしてはまあまあの出来で、沢山のお客さんにも喜んで頂け、大変嬉しかったです。

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そうそうその1週間前は郊外でリカルドとのデュオMusicOrbaとして音楽歴史と作曲家についてのコンフェレンスとコンサートでした。
コンフェレンスではリカルドが説明・話に加え、僕がスカルラッティ、バッハから始まりラヴェル・プロコフィエフまでの作品を抜粋で演奏して紹介したりしました。
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3月は冬休みがあり、急遽ポルトガル行を思いつき、車でフランスからポルトガルまで18時間くらい片道で行きました。
フランスは比較的滑らかな高速道路ですが、スペイン・ポルトガルに入ると景色ももっと緑や山、谷でアップダウンが激しくなったりしましたが、ポルトガルに着く頃には懐かしい空気を感じるのは、僕が良き慣れたせいでしょうか。
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4月はフランス国際ラジオrfiに出演。
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その後ポルトガル・リスボンの由緒あるホールCCBの音楽祭で演奏。
フランス大使、在ポルトガル日本大使方々にもお越し頂きました。ありがとうございました。
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その翌日から僕のソロとしては2枚目のCDのための録音をリスボン国立コンセルヴァトワールのホールで録音しました。今回は1日半で収録しました。コンサートではない、「録音」と思うとどうも固くなってしまうので、これはコンサートと思い録音。でもお客さんのいないホールで集中するのは意外にもとても難しいものです。
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5月末は札幌で出会い、今はシドニーの学校で日本語を教える親友がパリへ。約1週間一緒に過ごし、普段簡単には会えない分色々語り合いました。最後やっぱり誰かが帰ってしまう時は、とてつものか寂しくなります。今度は僕がシドニーに行きたいなと思います!
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テレビも家にやってきました!
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6月はヴァイオリンの先生と郊外でコンサート。ベートーヴェンのクロイツァー・ソナタやクライスラーなどに加えて僕はショパンのバラード1番を久しぶりに演奏しました。
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6月末から7月は引越し!!!これが恐らく2016年の一大事!
実はそれまで住んでいたパリ南の郊外のアパートで2階下の人が日中11時とかにピアノを練習していると、「寝れない(失業中の隣人)」、「テレビの音が聞こえない」と言ってくるので我慢の限界。ピアノ弾きが日中もピアノを好きに弾けないのなら他を探すしかないとなりました。
色々探した挙句、パリから約30分くらいの郊外の街の家をこれまでずっと一緒に生活してきた相方のリカルドと一緒に買う事にしました。
しかし2人ともコンサートしながら学校でもまあまあ普通の給料をもらっていますが、ここの普通の学校の先生たち(大きなコンセルヴァトワールを除く)は仕事の契約書を1年、もしくは夏の長い夏休みを除く9か月更新の契約を組みます。なのでそれまで問題なく働いていても、終身雇用の契約書がある訳でもないので、ローンを組んでくれる銀行を見つけるのが苦労。不景気な上に、なるべくリスクは負いたくない銀行なので、なかなか見つからず、courtierクルティエと言う僕たちの代わりに受け入れてくれる銀行を探してくれる人がいるので、その人に頼みました。(銀行を見つけてくれ、最後は謝礼を払います。)最初に相談したcourtierは感じが良い人で、問題なく見つかりますよと僕たちの全ての書類を見て、期待を持たせ、2週間後になって「あなたたちは終身雇用の契約書がないの」と確認してあった情報を今更聞き直す・・・。家を見つけ、前の家の持ち主と不動産を通しいくらで売り買いするかという合意のサインをしてから1か月以内に基本的には銀行を見つけなくてはならないのに、2週間のロス!その後不動産のお姉さんが紹介してくれたcourtierに相談しに行ったら結構早く見つけてくれ万歳!これでやっと家が買える事になり、6月30日にnotaireノテールを通し、この家が正式に僕たちのものになるとお互いの情報を読み、必要な書類が揃えばサインをして終わり、となります。
「が!」ここで前の持ち主のおばさん夫婦(離婚目前の夫婦)の方に重要な種類一つなりたいと判明。保険とは別のもので、それがないと、万が一家が丸焼けになった場合建て替える時の家の細かい情報がない事になり、僕たちが不利になり、その上僕たちがいつかその家を売りたい時は売る事が出来なくなるとの事・・・。その書類は場合によっては出来上がるまでに2か月かかる事もあると。
思わぬ展開にさすがに動揺しましたが、これではサイン出来ません。
そこで家の売買は延期。
翌日には引越し業者が来たり、ピアノを運んだりと色々予定がいっぱいだったのに全てキャンセル。そしたら翌日結局前の持ち主が書類を運よく1日で手に入れたから、またみんな集合して話し合いの続きをするとの事。
キャンセルにかかり、そして新しく色んな人たちに引っ越しのお願いをすると予定外に、そして僕たちの不備でもないのに余計な出費が出ることになります。そこで弁護士に相談して手紙を一筆。仕事として全て前もって不備がないかチェックしなきゃならないのはnotaireの問題であるけど、前の持ち主にも含めメールと書留で損害賠償請求。
notaireはそんなもの私たちは払わない、あなた達は大げさでふざけてると顔を真っ赤にして怒っていましたが最後は自分達が悪かったとうっかり認めました。でも支払いは最終的に前の持ち主のおばさんが問題なく払ってくれました。
(その後2週間後離婚し別々になったアル中のご主人から、金を返せと催促の電話。何度電話をしてきて、家を燃やすだの脅してきます。しかし前の家の持ち主はこのおじさんの名前は何も関係なく入ってないので、気にすることはないと不動産。別居した奥さんはまた彼は何を言ってるんだ。とりあえず警察に通報し報告して、事は収まりました・・・。)
翌日やっと家のカギをもらう事が出来ました。
古い家なので、自分たちで装飾・工事などをしなくてはなりません。なのでまずは仕事の部屋である・ピアノ部屋の床づくりから始めました。半年経った今もなかなか前へ進みませんが、少しずつ改造していこうと思います。
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7月は引越しの中、ユーロ2016(サッカーヨーロッパ大会)の決勝ポルトガル対フランスをVIP席のチケットを手に入れる事が出来、声を嗄らしながら応援しました。自分の住む、受け入れてるフランスを応援するのが普通なのですが、今回は自分の第2の国ともいえるポルトガルを応援。
点が入った時の興奮はすさまじかったです!
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夏休みの写真
エトルタÉtretatにて。
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エブルーÉvreuxの大聖堂の前にて。
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ジベルニーGivernyのモネの家にて。
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ジソーGisorsの教会の前で。
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そして8月末は急遽日本へ。
札幌では久しぶりにプラハ帰りのピアニスト後藤絵里さんとほぼ毎日の様に会いました!
日本滞在の後は僕はポルトガルでチャイコフスキーのコンチェルトを演奏予定だったの、忙しい中伴奏もしてしてもらいました。
やはりヨーロッパでバリバリやって、頑張ってきた音楽の友との話は楽しいし刺激一杯。また会える日が楽しみです。
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その後東京へ。昨年ピアニスト中村紘子さんが亡くなられ、東京のサントリーホールでの偲ぶ会に浜松国際アカデミー生参加者として参列する事が出来ました。
約11年前、高校卒業したての僕は、浜松国際ピアノアカデミーの先生の前でショパンのバラード4番を弾かせて頂きました。コンサートかテレビで拝見する星の様な存在の先生を目の前に、僕はひどく緊張し、ガチガチの僕の演奏にも先生は嫌な顔一つせず、アドヴァイス、目の前で模範演奏して下ったのを今でもはっきり覚えています。
昨年のアカデミー20周年記念演奏会に参加出来なかったのが、今更ながら悔やまれます。
心よりご冥福をお祈りします。

ヨーロッパへ帰りポルトガルへ。抹茶のキットカットをオーケストラの皆さんへお土産で持って行きました。
念願のチャイコフスキーのピアノコンチェルトも緊張も沢山しましたが、なんと弾いていて気持ちいいし楽しい。そしてエキサイティングで素晴らしい経験が出来ました。
リハーサルのCMの映像
街の大きな大きなポスターにまでしてもらって演奏しょぼかったら恥ずかしいけど、とりあえず恥ずかしくない演奏は出来たと思います!
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10月はポルトガルのリスボンからそんな遠くない街、シントラの世界遺産の素敵なサロンでプライベート・コンサートでした。
お客さんが真横で演奏するのが正直あまり好きではないのですが、とりあえずお越し頂いた皆さんに大変喜んで頂けた事が本当に嬉しかったです。フランス大使ご夫婦や、いつもお越し頂く高川公使、ポルトガルで1番有名なと言っていいライターとピアニスト、そしてフランスからもフルート・作曲家の知人がわざわざ聴きに来て下さいました。
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今回は4月に録音したCDの発売記念コンサートでした。新しい僕のCD発売記念のコンサートで、ベートーヴェン、ラヴェルに加え、ダディと言う作曲家の作品を混ぜて演奏しました。このダディは今回CDに録音したポルトガルのロマン派な作曲家で、フランツ·リストの友人でもあり、リストがポルトガルに滞在中一緒に2台ピアノのコンサートをした仲だそうです。CDジャケットはそのコンサートした劇場のシャンデリアの写真です。前回の僕のCDアルフレッド·カイルの作品よりテクニック的で華やかさもある物が多いですが、とにかく今回の作品達も綺麗な曲が集まっています。早く多くの方々に聴いて、新発見してもらう時が楽しみです!
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12月はポルトガルの芸術大学の院を満点の20点を頂き、修了する事が出来ました!予定よりかなり遅くなってしまいましたが、ショパンのソナタ第2番と第3番について深く研究して、新しい発見が沢山出来ました。
温かく迎えてくれた大学学長や、関係者、恩師、そして手助け沢山してくれたリカルドに感謝しています。ありがとう!
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こう書いてみると2016年は色んな事がありましたが、こうして幸せでいられるのは、いつも周りの人の力に支えられていると感じ、感謝致します。
2016年から2017年の年末年始は久しぶりにフランスで年を越しました。最近は日本で年を越しお正月を家族と過ごしていたので、何だか変な感じがします。
先週は欧州文化都市に指定されたキプロス共和国(キプロス島)のパフォスで演奏会でした。詳しい話はまた次回に是非。
来月はトルコ・アンカラ、10月はアメリカ・ニューヨークとフェニックスで演奏が決まっています。
皆様に世界の何処かでお目にかかれれば大変嬉しく思います。
今年も皆様健康で、素敵な年となりますように。どうぞ宜しくお願い致します。
こんな長いブログ、最後まで読んで下さってありがとうございました!
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2017.02.20 Mon l 日記,Diary,Journal l COM(0) TB(0) l top ▲
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